台湾から「国連加入推進考察団」が来日するのに合わせて、
日台合同街頭演説会が行われた。
15時から参議院議員会館前で、17時から新宿駅西口前で
行われたのだが、私の起床時間が14時(…)と言うこともあり、
参議院議員会館前での演説には参加できず。
急造のプラカードを用意して、1時間近く遅れながらも新宿駅西口での演説会に参加してきた。
不覚にも携帯を忘れたために写真などは撮れなかったので、
現場の様子などについては
新しい風を求めてNET連合の、
《ご報告》台湾の国連加盟を支持する街頭集会!②のエントリーを御覧頂きたい。

さて、私の主張、そして街頭演説会に参加した理由であるが、上記につきる。
韓国、北朝鮮、中国と反日国家ばかりの近隣諸国の中で、
台湾は日本統治時代の「日本精神」を重んじられていたり、
若者が「吟日族」と呼ばれるほどに日本好きになっている、
唯一、親日と―それもかなりの―言える隣国なのである。
かくも友好的で、信頼できる隣国を応援せねば、
日本はどんな国からも信頼されることはあるまい。
そして、台湾の国連加盟は、台湾だけの問題に留まらないのである。
日本にも、東アジア~東南アジアの諸国家にも、以下の点で影響が及ぶ。
1:健康の問題台湾は国連の加盟国ではないので、国連世界保健機構(WHO)の加盟国でもない。
つまり、防疫と言う点において、WHOの研究成果を享受出来ない立場にあり、
セキュリティホールになってしまっている。
台湾が国連に加盟すれば、WHOにも加盟することが出来るため、
防疫上のセキュリティホールと言う状態を解消することが出来る。
となれば、SARSや鳥インフルエンザ、あるいは未知の疫病に対しても
日本や近隣諸国への伝播をより確実に防止できるようになる、と言うわけである。
2:安全保障の問題中国は覇権主義国家であり、これまでもチベットやウィグルなどを
武力で以ってして呑み込んできた。
その中国がずっと狙い続けているのが、台湾なのである。
台湾までが中国に呑み込まれれば、次は沖縄が危うい。
あるいは、東南アジアの適当な地域を切り取りに行くやも知れない。
また、考えられるのは直接的な武力侵攻だけではない。
台湾海峡は、日本の船舶が航行する海峡である。
その船舶は、我々の生活に欠かせない資源―特に、石油―を運ぶ。
つまり、台湾海峡が中国の手に落ちれば、これらの船舶が危険に晒される。
資源の輸入なくして日本が立ち行かないのは想像頂けると思うが、
台湾海峡が危険となれば、安全のためのコストが価格に跳ね返るかもしれない。
あるいは、船舶そのものが運行されなくなるかもしれない。
そうなれば、日本人は安穏と今の生活を送ることは出来なくなるのだ。
もし、台湾が国連に加盟すれば、中国共産党の覇権主義の魔の手から
台湾を守りやすくなる。そしてそれは、日本をはじめとした
東アジア~東南アジア地域の安定にも繋がるのだ。
以上の理由から、私は台湾を国連に加盟させるべきであるし、
日本はそのために積極的な支援をするべきであると考える。
最後に、追記部分に台湾連合国協進会の方々が配布していたビラを
引用(字体等、一部修正)して、このエントリーの締めと為したい。