中国検疫当局が異例の即日会見「ギョーザ原料から農薬検出せず」
1月31日20時12分配信 産経新聞
【北京=福島香織】中国製ギョーザによる中毒事件で、中国の国家品質監督検査検疫総局は31日、記者会見を開き、警察当局が捜査を開始したことを明らかにした。事件発覚後、当局の対応の素早さは異例といえる。五輪を前に日本で発生した食の安全問題は予想以上の衝撃だったようだ。
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王大寧・輸出入食品安全局長によると、中毒を引き起こした昨年10月20日と同月1日製造日のギョーザに使用されたショウガ、白菜などの原料については、輸出前に有機リン系農薬「メタミドホス」を含む残留農薬検査が実施されており、すべて合格していた。また1月31日早朝までに、サンプルとして残していたギョーザや、現在使用中の原料も検査したが「メタミドホス」は検出されなかった。生産記録すべてを調べても問題は見つからなかったという。
同局ではこの結果をふまえて、近く日本に調査チームを派遣し、日中合同調査を行う。また製造元の食品工場について「生産過程は管理され信頼できる」との立場を示しながらも、商品はすべて回収するよう企業に指示した。
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