黒歴史が載ってしまった(ちゃんと口止めしておくんだった……orz)ので
具体的な誌名は出さないが、実は、朝日新聞社の某誌から取材を受けていたりする。
それが掲載されている号を読んだのだが、不覚にも泣けてきてしまった。
リアクションに困っている部分はあるのだが、記事を読んだ親しい方々が
「泣けた」と連絡をくれるのに、えもいわれぬ嬉しさと有難ささえ感じる。
なお、事実関係でささいなレベルの間違いが少々見受けられたのだが、
これは編集者が「アサヒった」結果ではなく、編集者として若葉マークとわかっている相手に
うまく状況を伝えられなかった、私の未熟なコミュニケーション能力の故であると
この場にて明言しておく。
朝日新聞を「アサヒる」と揶揄する流れに乗っている私であるが、
少なくともこの記事を含む特集については、「アサヒっている」などと言うことはない。
誌名を出せないのがもどかしい程に、いい特集なのである。
さて、私についての記事を手がけた編集者が若葉マーク、と言ったが、
別に新入社員とか異動してきたばかりだとか、そう言うことではない。
そもそも、編集者でさえないのだ。
では何かと言えば、
「朝日新聞総合サービス」なる100%子会社から
派遣されてきた「庶務」なのである。
何故、「庶務」の「派遣社員」が取材に起用されたかについてだが、
本来はやはり取材や編集に関わるような立場ではないそうだ。
派遣法上限の3年が過ぎても直接雇用されるわけではないのに、
雑用にだけ使われて終わってしまうのを心配した上司が、
業務の基幹部分に触れるチャンスを与えている、と言うことらしい。
偽装請負で何らのスキルも得られず終わってしまった私としては、
この上司の考えには大いに賛同するところである。
だからこそだろうか。本来なら不倶戴天の敵である、朝日新聞社からの取材。
それをこの上司に持ちかけられて、快く応じたのは。
しかしまぁ、正直、甘い部分があるとは言え記事を手がける能力については
今回で十分示されているだけに、派遣期間が終わって「はいさようなら」は、
大変もったいないと言う思いがする。
考え方もしっかりしているし、朝日らしからぬいい編集になりそうな気がするんだがなぁ。
なお、誌名についてどうしても知りたい方は、実際に私と面識のある方に限り、
一定の条件の下で個別に問い合わせて頂ければ拒むことなくお教えするつもりでいる。
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