【中国産・毒ギョーザ】 “日本政府は、国内の世論をコントロールするように”… 中国側、ギョーザ報道で世論制御を要求流石は中国政府!! これが独裁国家クオリティー。
さて、この要求の問題点であるが、大きく言えば3点。
【中国には言論の自由が無い】中国は、都合の悪い報道は人の目に触れないよう抑制してきた。
具体例はここでは省くが、自分の国でそうしてきたからこそ
日本に対しても同じようなスタイルで世論制御などを要求してくるのである。
無論、マスコミへの世論制御などと言うものは言論の自由、報道の自由への
悪質な弾圧に類すると言う他はない。
【日本国内への内政干渉である】仮に日本政府がマスコミを制御できるとしても、
どのようにマスコミを制御するかは日本政府が決めること。
それを外国が「このようにせよ」と言うのは、内政干渉に他ならない。
ましてや、貿易に悪影響が出るなどと言う恫喝を伴うとは、以ての外である。
【自国製品の事故に対する傲慢な姿勢】そもそも、今回の事件は自国製品による事故である。
それにもかかわらず、「憶測が先行」しているから「客観報道」させよ、
さもなくば貿易で「報復的措置」を採るぞ、などとよくも言えたものである。
例えるならば、食中毒を出した飲食店に置き換えてみるといい。
その店が「この件を報道するな。さもなければ~」とマスコミに言う。
どうだろうか? 傲岸不遜としか言いようが無いではないか。
……ま、私に言わせれば、パナマの風邪薬やらモンゴルのカップラーメン、
アメリカのペットフードの件が大きく採り上げられないだけ、
日本政府によるものでこそないがマスコミはよく「世論制御」されてたと思うよ。
今回は、その「世論制御」ではコントロールしきれないほどの事件だから、
中国政府からは過熱しているように見えない騒ぎになった、と考えるべきだろうね。
ここでふと、ちゃんとマスコミが過去の外国でのケースについて
きっちり採り上げて事件を追及し、国民に広く知らせていれば
今回の事件は未然に防げたのではないか、と言う考えが頭をよぎった。
スポンサーサイト